今年1月 フランス パリ市が運営する若手クリエーターの
インキュベーション施設「アトリエ・ド・パリ」主催で
日本のクリエーターを紹介する展示会「Kawaii et cetera」に
フジイフシキノのお二人が参加されました。



フランスの「Maison d’exceptions」というウェブサイトで紹介されています。

モスリンの事も紹介していただいています。



詳しくは下記HPをどうぞ!!

fujii+fushikino
http://fujiifushikino.com/

Maison d’exceptions
http://www.maisondexceptions.com/en/fujii-fushikino-une-coloriste-et-une-couturiere/


和訳したものが下記です。

Fujii+Fushikino 色彩デザイナー、女流服飾作家

着る人の生活スタイルを通して、その人に合う的確な色や形が最大に引き出されるテキスタイルを貴方も試してみませんか?

ここに、目を見張るような、やわらかで新鮮な興味深い作品がありますので、
ご紹介いたします。
(フジイフシキノ)は、染色作家である藤井良子さんと、服飾デザイナーの
伏木野芳さんが手掛ける快活なユニットデザイナーであります。

彼女達は、ウール素材であるモスリンを愛し、この素材を通して6年も活動されています。

1870年より、フランスから輸入されたモスリンは、瞬く間に日本の伝統文化となりました。
日本では、着物の下に着用する保温肌着である長襦袢や、普段着用着物として使用されており、日常で欠かせないものとして使用されておりました。
冬場の日本では、軽くて通気性があり、保温性に優れたモスリンが当たり前の存在でした。

(フジイフシキノ)では、この素材を現代の生活に息をふきかけました。
浜松で作られたメリノウールモスリンを京都、右京区にて二人で制作されます。
制作に使われる工程は、カットと染色の2工程に分別されます。

藤井良子さん(38歳)は、龍安寺の近くに自身の染色工房を構えています。
彼女は、染色にはあまり時間をかけず、正しい色へと決断する時間をより多く費やすよう作業をしています。 
彼女は一度の刷毛捌きによって完成する染色作業に大きな喜びを感じています。
染色は、それぞれの色ごとにある一定の乾燥期間を経て希望の色へと導かれます。
この工程は、彼女にとって仕事のリズムとなっています。
“刷毛染め”(伝統的な友禅染めに使われる刷毛を使った染色技法)は、フリーなモチーフを求める (図案の目安とされる糊やステンシルは一切使用しない) もので自由さが
特徴です。一度に込められる刷毛捌きが、その作品の出来上がりとして反映されます。

伏木野芳さん(41歳)は、天神川沿いにある友禅染め工場を改築した共同アトリエを
製作工房として使っています。彼女は染色における情熱を美しい衣服へと導いています。
テキスタイルが持つ特徴を最大限に活かすことを試みています。

4mの生地から生まれる2点のドレスには、カットが必要になります。
カットという作業は、ムダな切れ端を抑えるため、生地に対して、最大の尊重を持って行われています。生地に対して真剣な思いが感じとれます。
(フジイフシキノ)は、生地と手掛けるカットにより、出来上がる作品との出会いを、大事にしているユニークな概念を持っています。

同じ図柄はなく、基本的な形 (4点のトップス、3点のドレス、2点のスカート、
1点のストールなど)から、四季折々の独創的感性によりそれぞれ単体の着こなし
(たとえば、前と後の区別のない、体型により縛ったり、つなげたりしながらサイズを修正するなど) から無限の着こなしを提案している。
ストールはシンプルでありながら構築的です。その素材の表情や動きは自由です。

様々な形での不規則な色の使い方は、パレットの中の様々な色を重ねることによって、生まれる深い色合いとなり、繊細なカットは、まるで、金の糸で布端の始末をかけたかのような素晴らしい効果を生みだします。すべては、この魅惑的な”見えない手”によって美しい作品へと導かれているのです。

(フジイフシキノ) 彼女達のまるで浮かんでいるような色彩作品は、毎日を希望の旅へといざなうような提案している、染色家と縫製デザイナーの二人によるアーティストから成り立っています。

             (翻訳 コマテキスタイル
                        河野亜矢子)